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「あー、明日会社に行ったらあれもしなきゃ、これもしなきゃ、、、」
で、せっかくベッドの中にいる至福の時間なのに、色々考えてしまい眠れなくなることありませんか?

私もあります!
私は手術室の看護師として働いているので、
「明日の手術、手順は頭に入れたけどうまくできるかな?ちゃんとできるかな?心配やわ、、、」と
早めにベッドに入ったのにも関わらず、ぐるぐる同じ事を考えてしまって全く眠る事ができなくなることがよくあります。
「明日のために、早く寝なきゃ〜!!!」という気持ちで、さらに眠る事ができなくなる。。
よくありますよネ?
せっかく早く布団に入ったのに眠る事ができないなんて、もったいない!
なんとかしたい!
きっと、私と同じ思いを抱いている人は多いと思います。
そこで、最近読んだこの本に不眠を招く4つの習慣と、その解決方法がありましたのでご紹介しますね。
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「不眠」を招く4つの習慣

この本では、不眠を抱えているビジネスパーソン(ここではA氏としています)の一日を追って、なぜ不眠になってしまうのかを明らかにしています。
A氏のような生活を送っている人がまわりにいませんか?
まわりにきっとそのような生活をしている方がいらっしゃると思います。
私はA氏のようには忙しくはありませんが、残業になってしまうと家で自炊する気力もなくなって、お惣菜を買ってきてしまいます。。。
では、A氏の生活のどこに「不眠」の原因があるのでしょうか?
著者はA氏の以下の4つの習慣が不眠を招くと述べています。
②寝る前のドカ食い
③コーヒーの多飲
④寝る前のタバコ
まず、①運動不足。
A氏は仕事ばかりで運動する時間を確保できていません。
意識してジムに行ったりとか、ヨガをならったりとかしないとなかなか運動する時間がない人が多いと思います。
かく言う私もそうです。
仕事が終わってからジムにいって運動するなんて、、そんな気力ありません笑。
そして、②寝る前のドカ食い。
よく眠るためには、胃の中がからっぽでも、いっぱいでもいけません。
お腹がいっぱいだと消化のために胃が働き続け、興奮状態になって寝付けなくなります。特に、タンパク質や脂肪を多く含んだ揚げ物や炒め物を消化するには、なんと4時間も時間がかかってしまいます!コンビニ弁当には、揚げ物とか油をつかっような食べ物がよく入っていますよね。
ですので、寝る前のコンビニ弁当は翌朝の胃もたれ間違いなし!なのです。
③コーヒーの多飲については、カフェインは眠れなくなることは有名ですね。
カフェインは覚醒させる作用があるので、頭がスッキリしてしまい眠る事ができなくなります。
私はタバコを吸わないので実感はありませんが、タバコを吸うと頭がスッキリするようですね。タバコにはニコチンが含まれているのですが、このニコチンにも覚醒させる作用があるということです。
4つの習慣は、できることから少しずつ無理せず改善する!
そうは言っても、一息つくときのコーヒーは美味しいし、タバコを吸ってリラックスするときは格別の時間ではないでしょうか。
ちゃんと働いている自分へのご褒美ですものね!
この本では、すべての習慣を一度に改めるのではなく、少しづつできるところから改善していくことを勧めています。

この本では、この4つの習慣についての対策を述べています。
①運動不足
→会社ではエレベーターやエスカレーターを使わずに、なるべく階段を使う。
ほどよく身体が疲れれば、ベッドに入れば夜もぐっすり眠れます。いくら悩みがあって考える事があっても、身体が疲れていれば意外と眠ることができるものです。
②寝る前のドカ食い
→著者は、「夜7時ぐらいに、軽くおにぎりやサンドウィッチなどの軽い食事を食べる」ことによって、帰宅後にどか食いをすることを防ぐ事ができる」としています。確かに、普通に考えても、お昼ご飯から6時間以上時間が空いているわけですから、夕方7時ぐらいにお腹に何かを入れておくのは理にかなっていると思います。
③コーヒーを飲む時間・内容を変える
→コーヒーを飲むのは、睡眠4時間前までにする。
コーヒーは、好きな人は本当に好きですよね。私も濃い目のブラックコーヒーをよく飲むので、コーヒー好きの方の気持ちはよくわかります〜。コーヒーは時間を選べば大丈夫ということがわかると、嬉しいですね。
また、コーヒーを夕方以降どうしても飲みたいときには、カフェインレスコーヒーにする!という手もあります。このところの、カフェインレスコーヒーは質も向上しているようですので、一度試されてみてもよいかもしれません。
④寝る前のタバコは、2時間前まで
→(しつこいですが)私はタバコを吸いませんので喫煙される方の気持ちがわかりませんが、
寝る前のタバコは2時間前まで、とこの本は提唱しています。
理由は、ニコチンの身体での半減期は2時間だからです。
※半減期とは、、、ある物質がからだの中で半減するまでにかかる時間のこと。
豆知識ですが、喫煙しない人に比べて、喫煙者は睡眠時無呼吸症候群になる確率は2.5倍だそうです。
まとめ
まず、著者は「眠れない人がやりがちな4つの習慣」について、
それぞれ解決策を述べました。
<解決策>階段やエスカレーターを使うなど、日常で身体を動かす習慣を取り入れる。でも、やり過ぎは禁物。適度に!
<②寝る前のどか食い
<解決策>午後7時頃にお腹に何かを入れる
③コーヒーの多飲
<解決策>就寝4時間前までに、もしくはカフェインレスに
④寝る前のタバコ
<解決策>ベッドに入る2時間前から禁煙!
全部の習慣を一度に改善するなんて、無理だと思うし、人生の楽しみが失われてしまうと思います。
でも、より良い一日を過ごすためには、よい睡眠を取って毎日生き生き過ごす事が大事。
そのためには、できることを少しでも継続していくことが大切ではないでしょうか。
まずは、自分ができることから少しずつ実行していきましょう!

私も、自炊はできるだけ行っていきたいと思います。^^
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