私は、学校を卒業してからすぐに、准看護師になったわけではありません。
一応、4年制大学を卒業し、その後は一般企業に勤めていました。
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社会人経験の後に看護師の道に進んだ人にとって、今まで看護師とは別の道で働いていたのに、一気にキャリアチェンジをするのはかなり思い切りが必要になると思います。
私もそうでした。
准看護学校に進学する前は、私は手取り15万円のOLでした
OLから畑違いの看護の道に入るなんて、全く分野が違い過ぎて飛び込む勇気がありませんでした。
だって、看護師の仕事は9Kなんですから!
汚い
危険
過酷
給料が安い
休暇が取れない
帰れない
婚期が遅れる
化粧がのらない
こんな仕事いやだなぁと思ったいた私。
しかし、不動産会社で営業事務をしていた私のお給料は手取り15万円。
満員電車に1時間揺られて、帰りも1時間。定時に終わるのは幸いでしたが。
仕事は毎月同じことの繰り返しで、今月も来月も、きっと再来月も同じことが繰り返されるんだろうな、と日々悶々としていました。
代わり映えのない仕事。代わり映えのないメンバー。
「・・・こんな人生でいいの?」
と、満員電車に揺られながら考えるようになりました。
「私はこのまま、ところてんのように定年退職していくだけの人生なのだろうか。」
しばらく悶々と考え続ける日々でしたが、突然いやになったのです。
「なぜ、私はこんな給料で我慢をしているのか?」
私はこんな給料では我慢できない!もっと好きな服を買いたいし、旅行にも行きたい!旦那さんに何があっても支えられるように経済的に自立したい!
今の会社にいても、1日の有給休暇をもらうのも大変だったので産後休暇ともなると退職させられるような企業でした。
女性でもずっと継続的に働くことができる仕事は何か?一生ものの資格を取るしかないのか?
と、叔母が看護師で働いていたことを思い出し、看護師という選択肢が出てきました。
看護師は、いつでもどこでも何時でも好きなだけ働くことができる仕事です。9Kという大変な仕事でもあるので、辞める人も多いので求人はたくさんあります。
基本給が低い沖縄でも「食べていける」職業です。
・・・これは、もう看護師になるしかないのではないか。
と思いはじめました。
しかし、32歳。
結婚して数年経ちましたが、未だ子どもができず。子どもはまだか、という外野の声に悩みつつも、「看護師になるには今しかない!」と思い切って飛び込びました。
自分の人生は自分のもの。
「あのとき、看護師になっておけばよかった。」
「まわりに反対されても、自分がやりたいことをやればよかった。」
私は、看護学校に進学しなければ、きっと後悔すると思ったので絶対に進学しよう!と決意を固めました。
幸いにも、主人を含め親族には賛成していただきました。
まとめ:「看護師になりたい!」という思いがあるなら、その気持ちに従うべし。
OLから看護師へ。
自分で言うのもなんですが、なかなか大きな決断だったと思います。
本当に、32歳の自分が下した決断には頭が下がります。本当によく決意した!
この記事を読んでいただいている方の中には、30歳代の方もいらっしゃるかと思います。
「看護師になりたい」という気持ちがある方もきっといるでしょう。
少しでもその気持ちがあるのなら、ぜひ看護師になってください!
看護師という仕事は、本当にやりがいがあります。
その分大変ですけれど。。。
しかし、女性にとっては看護師という職業は有利だと思います。女性というだけで有利な職業は看護師だけでないでしょうか。
チャレンジしがいがある職業だと痛感しています。
本当に、看護の道へ進めてよかった!